生物 DNAとRNAに共通する構造と相違点

「DNAは聞いたことがあるけれど、RNAって何?」

こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、DNAとRNAの共通する構造や相違点について紹介します。

DNAとRNAの共通構造

DNAとRNAの構造の相違点を理解するには、まず両者に共通する構造を理解する必要があります。

まず、大きな目でみるとDNAとRNAは、長い鎖のような構造をしています。

この構造は「ポリヌクレオチド」と言い、「ヌクレオチド」という単位が「ホスホジエステル結合」という結合方法で、たくさん連なることで出来ています。

(「ポリヌクレオチド」の「ポリ」は「たくさん」という意味です。)

さて、この「ヌクレオチド」という単位を更に詳しくみてみましょう。

この単位は、「リン酸」「五炭糖」「塩基」の三つから構成されています。

黄色:リン酸 赤色:五炭糖 青色:塩基

DNAとRNA、どちらもこの構造を持っています。

ただ、DNAとRNAでは「五炭糖」と「塩基」の種類が若干違います。

それは次の項で紹介します。

DNAとRNA 構造の相違点

では、DNAとRNAの相違点について紹介します。

まず、一つ目の相違点は、DNAとRNAを構成する「ポリヌクレオチド」という鎖の本数です。

DNAは、2本のポリヌクレオチドによって構成されていて、いわゆる「2本鎖」の構造をしています。

それに対しRNAは、1本のポリヌクレオチドによって構成されています。

次の相違点は、先ほど紹介した通り、DNAとRNAを構成する「ヌクレオチド」です。

ヌクレオチドは先ほど紹介した通り、「リン酸」、「五炭糖」、「塩基」の三つから構成されています。

DNAとRNAのヌクレオチドの違いは、使われている五炭糖塩基の種類にあります。

黄色:リン酸 赤色:五炭糖 青色:塩基

DNAは「デオキシリボース」という五炭糖を使っているのに対し、RNAは「リボース」という五炭糖を使っています。

また、DNAは「アデニン」「グアニン」「シトシン」「チミン」の4種類の塩基を使っているのに対し、RNAは「アデニン」「グアニン」「シトシン」「ウラシル」の4種類を使っています。

まとめると下の表のようになります。

DNARNA
五炭糖の種類デオキシリボースリボース
塩基の種類アデニン,グアニン,シトシン,チミンアデニン,グアニン,シトシン,ウラシル
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