こんにちは,ホームページ担当の長男です.
今回のテーマはiPad版Wordを使った作業で効率を上げる為の機能やツールです.
もともとiPadに付いている機能や,意外と知らないiPad版Word特有の操作を紹介します.
今回の情報で,作業が少しでも効率化されれば幸いです.
タップの回数で選択できる範囲が変わる!?
iPadの魅力はなんといっても性能の良いタッチパネルではないでしょうか?
iPad版Wordでも,このタッチパネルをうまく利用すると作業効率が上がります.
知ってる方もいると思いますが,画面をタップする回数によって動作がいろいろと変わってきます.
1回画面をタップ!
1回画面をタップすると,そのタップした場所にカーソルが移動します.
自分編集したい場所で画面をタップする事で,カーソルは一気にその場所まで移動します.
2回画面をタップ!!
2回画面をタップすると,そのタップされた部分にある文章の1単語が選択されます.
日本語の場合,AIの誤認識で意図した単語を読み取ってくれない場合もありますが,ほぼ正確に意図した単語を毎回選択してくれます.

3回画面をタップ!!!
1回や2回画面をタップする人は多いと思いますが,3回タップは,今から紹介する機能を知らないとなかなか使わないと思います.
3回画面をタップすると,そのタップされた部分にある文章を含んでいる段落全体が選択されます.
この機能は文章を書いていて一度に一段落を別の場所に移動させたい場合や削除したい場合にとても便利です.

OneDrive,iCloudなどのクラウドサービスを利用する
この機能は,iPadでの作業を効率的にする為に,かなり多くの方が使われていると思います.
OneDriveやiCloudなどのクラウド機能を使うことで,複数のデバイスからファイルにアクセスできます.
私の場合は,iPadで作業したデータをクラウド上にアップロードし,学校の図書室でファイルを開き,学生プリンターからプリントアウトしたりしています.
USB等を利用したりする際に生じる,紛失のリスクを大幅に下げることができます.
ショートカット・キー
通常,いろいろな操作をしたいときにはiPadの画面を指でタップして実行しますよね.その操作を,画面をタップせずに,キーボードで簡単に行える機能が『ショートカット・キー』です.
この機能の便利さは,パソコンでショートカット・キーを使っている人なら分かると思います.
意外と知られていませんが,iPadでもショートカット・キーは利用可能なんです.ただし,この機能を使うには,後で紹介する外付けのキーボードが必要になってきます.
ショートカットキーの使用方法は簡単です.外付けのキーボードに付いている『command(コマンド)』ボタンを長押ししてみてください.
写真のように『command』を長押しするとショートカットのリストが表示されると思います.
実際に,そこに表示されている操作に割り振られているキーを同時に押すと,パソコンで普段使っているようなショートカットをiPadでも使うことができます.
ショートカット・キー まとめ
・ショートカット・キーはiPadでも利用可能
・ただし,iPadで利用するには,外付けキーボードが必要
外付けのキーボード

外付けキーボードを使うかどうかは,iPadの作業で『生産性』をあげたいかどうかで決まってくると思います.
というのも,iPadの画面上に出てくる初期設定のキーボードはかなり使いにくいです.
あくまで個人的な意見ですが,初期設定のキーボードは画面上にあるという特性から,普通のキーボードのように,キーの位置関係の目標となる突起物がキーについていないことにあると思います.
そのせいで,iPadの画面上のキーボードで文字を入力していると次第に指の位置がズレ始め,誤入力をしてしまいます.
誤入力が多くなると,どうしてもタイピングのスピードが落ちてしまうので『生産性』が落ちてしまいます.
また,先ほど紹介した生産性を上げる機能の一つである『ショートカット・キー』は外付けのキーボードなしでは使用することはできません.
ただし,外付けキーボードをつけるデメリットもあります.それは,iPadの魅力の一つである『携帯性』を大幅に下げてしまうということです.
私の使っているキーボードも,『生産性』は上がりますが,『携帯性』は本来のものよりもどうしても落ちてしまいます..

『生産性』をとるか,『携帯性』をとるかは,iPadの持ち主がiPadをどのように活用しているかに大きく依存してくると思います
外付けキーボード
・入力のミスが少なくなり,作業が早くなる⇨生産性up
・ショートカット・キーがiPadでも使えるようになる
・生産性upの分,携帯性down
まとめ
iPad版Wordでの作業効率を上げる方法をいくつか紹介しました.紹介したうちのいくつかは,word独自のものではなく,iPad全体で使える機能です.
まだ使ったことのない人は是非試してみてください.
今回も,読んでくれた方々に有益な情報であったら幸いです.
それでは,また!