家族で行こう ! 自転車の旅 Vol.1

マイカー旅行は寝ているだけ

2010年の1月に妻の転勤で家族そろってロンドンのウィンブルドンに移り住んできた(あ、私、専業主夫です)。

その年の夏休みは車にキャンプ道具とマウンテンバイクを積んで湖水地方やスコットランドに行った。

キャンプをしたり自転車でスコットランドの大草原を駆け巡ったりと、それなりに楽しむことはできた。 

しかし、日によっては1日300㎞に及ぶ車中、子供と妻はしりとりをするか寝ているかである。

私自身は見知らぬ土地をドライブするのは楽しいのだが、子供たちにとって移動は何の主体性もなく、ただ単に車に乗ってどこかに連れていってもらうだけでしかなかった。

移動そのものを旅の中心に据えるには自転車旅行しかない。
 

ということで、翌年の夏は車を使わずに自転車だけでウィンブルドンの家を出発してヨーロッパ大陸に行くことにした。

家族には一切相談せずに決定事項として伝達した。

スコットランド スカイ島でキャンプ

最初の家族自転車旅行

実は、自転車での家族長距離旅行は日本で一度だけ経験していた。

2009年の秋のシルバーウィーク、長男小6、次男小4の時であった。

東京の自宅を出発して95㎞先の山中湖までいくつもの峠を越えて辿り着き、そこで一泊。

翌日、午前中に山中湖で釣りを楽しんだ後に箱根まで45㎞。

その後横浜まで60㎞、中華街で中華をたらふく食って最終日の自宅まで40㎞という4日間で250㎞弱の旅。

この時一番苦労したのが次男の自転車選び。

当時次男は身長が130㎝に満たない程しかなく、普段5㎞先のスイミングクラブには自転車量販店で売っている5段変速20インチで前かご泥除け付、ママチャリと同じブレーキの子供自転車で通っていた。

さすがにこの自転車で峠越え95㎞の道のりを走らせるのは無理。

スコットランド サイクリング

当時、私はまだロードバイクに対する知識がなくマウンテンバイクに乗っていた。

長男にも26インチに足がとどくようになった時にジャイアントのマウンテンバイク(36000円)を買った。

次男にも量販店で売っている「なんちゃってマウンテンバイク」でなく、少なくともフロントギアが3枚、パンクすることも想定してクイックリリース(工具なしで簡単に車輪が外せるタイプ、マウンテンバイクやロードバイクではこれが標準)のホイールのものを探した。

何とか探し出したのがルイガノの24インチのマウンテンバイク(33000円)。

サドルを目いっぱい下げれば何とか足が下死点(ペダルが一番下になった状態)までは届く(地面には届かないがそれは問題ない)。

ギアは3×7、前輪はクイックリリースで後輪はナット、だが、ママチャリブレーキでなくVブレーキ(マウンテンバイクに使用されているもの)なのでスパナさえ持っていけば簡単に着脱はできる。

マウンテンバイク用のゴツゴツしたブロックタイヤだったので、スリックタイヤに替えて少しでも走りを軽くした。

スコットランド修道院巡り

妻にはタイヤが細くて軽快そうなジャイアントのクロスバイク、エスケープR3(約5万円)を勝手に買った。

この当時はまだ自転車に対する知識が浅く、自転車選びがかなりいい加減だった思うが、誰でも最初のうちは仕方ないだろう。

何事も実際に経験を積んでステップアップしていくものである。 

4人の乗る自転車もそろい、初めての家族自転車旅行は何の問題もなく無事に終わった。

この旅で分かったことは「妻は坂にめちゃくちゃ弱い!」ということ。

このことはその後のコース選定及び走行プランに大きな影響を与えた。

この初めての家族長距離自転車旅行に使われた3台のマウンテンバイクと1台のクロスバイクは英国に引っ越すときにも持っていき、最初の夏休み、湖水地方、スコットランドでのキャンプ&サイクリングでも活躍した。

「家族で行こう!自転車の旅 Vol.1」への1件のフィードバック

  1. 勝手にクロスバイクをあてがわれ、「坂にめちゃくちゃ弱い!」と言われながら、キャンプ&サイクリングにつきあってくださる ”配偶者”様 をあだやおろそかにしてはなりませんゾ。(笑)

    今後の展開が楽しみです。

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