家族で行こう! 自転車の旅! Vol.17

自分の手で自転車を組む

不本意な旅行となってしまった北イタリア1周。

次の旅行計画を立てる前に自転車をなんとかしなければならない。

フレームは折れてしまったがコンポーネント(ギア、ブレーキ、シフトレバー等)は無事である。

そこで、フレームだけ買って、ロードバイク1台を組み上げることに初挑戦することにした。

買い揃えなければならない工具も多々あるが今後も役に立つことがあるだろうから購入。

破格でカーボンフレームを入手

フレームはベルギーのメーカーのリドレーという、日本で買えば20万円前後するカーボンフレームが約8万円で手に入った。

作業は慌てず焦らず、今日はクランクをフレームにはめる、明日はシフトレバー装着と、1日1工程ということにした。

そしてついに完成。

初めて自分で自転車を「作った」。

でも「作った」と言っても部品を組み合わせただけで、個々の部品は到底自分で作れるはずがない。

例えて言うならプラモデルを作ったのと同じ感覚か。

この自転車の完成に自分が寄与した割合はせいぜい5%くらい。

でも、たった5%でも自分で手を出すことができるのが自転車のいいところ。

自動車だったら走行の本質に関わることは1%も手が出せない。

組み立てて行く過程で、微調整の仕組みなどをより理解することができ、組み立て工賃(きっと2万円くらい)を浮かせた以上に色々と得るものがあった。

これで再び自転車旅行に行ける。

(帰国後、日本ではカーボンフレームを補修してくれる会社があることがわかった。値段は4万5千円と安くはないが、思い出の自転車なので復活できるなら復活させたい。修理されて戻ってきたフレームに、前回組み立てた経験を活かしてコンポーネントをスムーズに組み上げて見事に再起させて現在も活躍している。)

クルク島

秋、雪の季節が来る前に、夏休みほどの大旅行は無理としてもどこか1,2泊で行くにちょうどいいところはないかと地図を眺めていると、家から150kmほどの所にアドリア海に浮かぶ小さな島、クルク島というのを発見した。

この後のコース選びのポイントで詳しく述べるが、マイカー+自転車の旅行には○○島1周とか✕✕湖1周というのが向いている。

島には橋が架かっているので車で行ける。ストリートヴューで見ると島に入ってすぐの所にだだっ広い所があるのでそこに車をおいて島の反対側まで50kmサイクリング。そこはアドリア海に面していて宿泊施設もたくさんある。そこで1泊して翌日車をおいた所まで初日と違う道を通って帰るという計画。

島なので坂が多いが、距離が50kmなので妻よ我慢してくれ。Booking.comでホテルを調べるとどこも軒並みSold out えー、すごい人気。なんとか1軒朝食自炊型の宿が見つかったのでそこを予約した。

予想通り、島なので坂が多い。

4kmもの間8%~10%の坂が続くところもあり、さらに追い打ちをかけるように強風で妻は泣きそう。

それでもなんとか島の反対側のアドリア海がよく見える所まで着いた。

ほとんどのホテルが予約の段階で『Sold out(売り切れ)』のはずなのに人の気配がない。

いるのは猫ばかリ。

どうやら、『Sold Out(売り切れ)』ではなく、夏のリゾート地で秋は営業していないだけであった。

ひと気のない寂しい感じのアドリア海が美しかった。

野良猫か飼い猫なのかはわからない
アドリア海

そんなんで営業しているレストランも少なかったが、唯一やっていたレストランが美味しかったのはラッキーだった。

朝食は自炊なので、お米を持っていったのを備え付けの鍋で炊いてスーパーで買ったウィンナーをボイル、ふりかけつき。

Facebookにこの写真を載せた時「どこへ行っても和食だね」というコメントを頂いたが、これを和食と言ってはいけない。