家族で行こう! 自転車の旅! Vol.20 『しまなみ街道へ』

しまなみ街道

4月から愛媛の高校で寮生活となった次男、寮の規則で春、夏、冬、の長期休暇とゴールデンウィークは寮にいることができない。

ゴールデンウィークは寮生活が始まってたった1ヶ月。

そんな行って間もない時期に帰省もないだろうということで、私が愛媛に行って、しまなみ海道をサイクリングしようということになった

寮は規則でロードバイクはおろかママチャリも禁止なので、次男の自転車はない。

私の分だけなら飛行機輪行(りんこう*自転車を公共交通機関で運ぶこと)も考えたが、2台ともなるとそうはいかないので、初日と最終日に宿泊する松山市内のホテルに西濃運輸で輸送した(なぜクロネコヤマトでないのか等は後のプラン立案編で詳しく)

馬島という人口34人の島。自動車は島民のみ利用可能。自転車はエレベーターで入島できる。

宿はインターネット予約できる宿は軒並み満室。

電話予約のみの宿もあり電話してみると、ちょっと耳の遠いおじいさんが、大きな声でゆっくりしゃべるので、こちらもゆっくり、やや大きな声で、日にちと携帯電話番号と人数を告げて予約完了。

実際に行ってみたその宿は、外観はやや汚く、入ってみると雑然としていて、お世辞にもきれいとはいえない。

丁度、私のときと同じように、おじいさんが予約を受けていたが、何と黒電話。

大学ノートをゆっくりめくりながら「はい!その日は空いてますよ!」とノートに予約を書き込んでいた。

で、この宿、結論から言うと大当たり。

気のいいおばちゃんが近くにある温泉施設に車で送り迎えしてくれるし、夕食は瀬戸内海で捕れた見たこともないような魚料理が五品も。

そしてそのどれもが美味い。

翌年、長男との二人しまなみ海道のときも再訪した(大三島の紺玉)。

行程は初日に松山市から瀬戸内海の大三島、二日目に尾道まで、三日目は「は・か・たの塩」でおなじみの伯方島、四日で帰ってしまうと早すぎなので西条市に遠回りで五日目に松山に戻るというもの。

松山から今治へは道路左に青い線が引かれており、それに従っていけばしまなみ海道に導いてくれる。

しまなみ海道というのは尾道⇔今治を6つの橋で繫いだ高速道路が通っているのだが、私、自転車はずーっとその脇を走るものだと思っていた。

だから今治では青い線に従わずに自動車のインターチェンジに行ってしまい、そこからは入れなかった。

引き返して、素直に青い線に従っていくと自転車専用の入口があった。

そして、最初の来島(くるしま)海峡大橋を渡り終わると、どんどん高速道路から離れていき、大島の海岸沿いを走るコースとなった。

そこで初めて、自転車が高速道路脇を走るのは橋のみということを知った。

そして、そのように設計したのは大正解。

各島は時計回りでも反時計回りでも各自お好きなようにとなっているので、往復する人にとっては行きと帰りで同じ道を通らずに往復できる。

橋からの眺めは最高なので、橋部分は行きも帰りも同じで全くかまわない。

旅先に勉強道具を持って行って実際に勉強した人は有史以来、世界中に一人もいないと思っていたら、こんな身近にいた。

GW中にいっぱい宿題が出たらしく、次男の荷物は体積で1/4、重さでは80%が勉強道具だった。

翌年2月、大学受験の終わった長男と、一緒に行ってくれるのもこれが最後だろうと、同じような行程で冬のしまなみ海道を楽しんだ。

しまなみ海道、これは絶対に一度は行くべき。

レンタサイクルも充実はしているらしいが、ここは是非とも自分の愛車で。飛行機、新幹線での輪行または西濃運輸での宅配、これらの方法で日本中どこからでもアクセスできる。

輪行、宅配等についての詳細はまた後で。