
ロードバイク
ロードバイク、それは世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスをはじめとしたプロのロードレースで選手が一日に200㎞以上走るときに乗る自転車。
アマチュアでも各地で行われる100㎞~200㎞の距離のロングライドイベント(それ以上の距離もあります:佐渡島一周とか)で使われる自転車。
これは速く長距離を、そして、急な勾配の登り坂を少しでも楽に上れるように、できる限り軽く作られた自転車。
車体の総重量は約7㎏~10㎏。
車重を100g軽くするために1万円かけるなんて話も聞く。
なので余計なものは一切付けないシンプルなものが一番美しい。
プロのロードレースでは速度計測器と給水ボトルしか自転車に装着しませんし、ボトルも飲んだら捨てちゃいます。
アマチュアのロングライドイベントだとパンクをした時には自分で修理しなければならないので(プロはサポートカーがすぐに来てメカニックが十数秒で車輪ごと取り換えてくれます)ボトルに加えて携帯ポンプと予備のチューブ等も携行しますが、それでも必要最小限度の物しか持ちません。
せっかくお金をかけて軽くしても余計なものを装着して重くしてしまっては元も子もありませんから。
なので、10㎏前後の旅の荷物を載せてロードバイクで走るのは邪道なのかもしれません。
しかし、旅行である以上どんな自転車であろうと同じ量の荷物が必要です。
それならば、やはりロードバイクが一番楽です。
なので、長距離旅行にはロードバイクをお勧めします。
ランドナー
ランドナーとは旅行用に作られたロードバイクです。
遠くから見るとロードバイクと見分けがつきません。
しかし、近づいてよーく見ると、
- 「泥除けが付いている」
- 「荷台が前後についている」
- 「タイヤがちょっと太い」
- 「サドルが革だ」
- 「タイヤのサイズが小さい」
等、違いがたくさんあります。
これらはすべてロードバイクを旅行に適したようにしたものです。
なので、長距離旅行には向いているのかもしれませんが、私は使ったことがないので言及できません。
ただ、一つ確実に言えることは、あまり売っていないので選択肢が極めて狭いということ。
ミニベロ
ミニベロとは小径車(タイヤの直径が概ね24インチ以下)の通称で、最大の特徴はタイヤが小さいがゆえに漕ぎ出しが楽であること。
したがって、ストップ&ゴーの回数が多い街乗りに適している。
なので、長距離家族旅行にはあまり適していない。
しかし、ミニベロには折りたためるものもある。
折りたためるということは電車に乗るのが楽なので、電車で移動→降りた駅周辺をサイクリング→宿泊→電車で移動→降りた駅周辺をサイクリング→宿泊、以下繰り返し、という旅は考えられるかもしれない。